20230315

 卒業旅行で二航海小笠原を訪れていると今日の大学生を堺が岳にご案内しました。

 

 本来は石門までがご希望だったのですが昨年の10月の大雨で石門に至るルートの一部が崩壊して今はその手前までしか行くことができません。

 それでもそこに行くまでの森の雰囲気は父島の乾性低木林にはない母島らしさを感じることができる植生です。もちろん父島の乾性低木林は世界に稀を見る世界遺産の大きな評価になっています。

 小笠原の面白さは、決して大きくはない島ですが、そうした各島のオリジナルにあると思っています。

 

 写真の通り少し薄曇りの天候でしたが、母島のシダが多い湿性高木林にはそんな天気も似合います。

母島らしい森を感じていただけたら幸いです。

 4月からは社会人になるとの事ですが残り少ない学生時代を楽しんでください。