20230627

 前回の日記とほぼ同じコースを今日は石川県から3航海で来島されている私とほぼ同世代の仲の良いご夫婦を案内しました。

 堺が岳から石門の途中までは母島の大きな特徴である湿性高木林を歩き、そこに生息するカタツムリを観察し、後半の南嵜芝原では前半とは真逆の母島では乾いた植生を観察していただきました。

 決して大きくはない母島ですがそうした植生の違いがカタツムリたちの分化を促す基盤になったと思います。

 

 偶然ですが南嵜芝原に向かう途中の人工水場でメグロ、ハシナガウグイス、メジロ、オガサワラヒヨドリが水浴びをするところも観察できました。

 後半は父島に行くとの事ですが父島の植生と母島の違いを感じていただけると小笠原の世界遺産登録の意味の一つが理解できるかと思います、父島でも楽しんでください。